きみのため





「ストーカーに声をかけられたって聞いた時は、怒りでおかしくなると思った。俺の可愛い真央に、汚らわしい声を聞かせるなんてありえない」


「……」



「ずうっと決めてた。
真央に近づく愚かなストーカーは
俺が殺してあげようって」



「………」



「そしてそれがようやく達成されて、真央を本当に俺だけのものにする準備に取り掛れると思ったら…。今度は真央が悪い子になっちゃうんだもん」



額や頬、鼻や唇。

軽く、触れるくらいのキスを落とされる。