お日さまみたいな温かい君に包まれて

カップを回しまくるか話し合った結果、お互い久しぶりに乗るので、ゆるく回すことにした。

まだ始まったばっかりだし、酔うと思いっきり楽しめなくなるからな。


コーヒーカップに乗った後は、ジェットコースターとシューティングゲームを楽しんだ。



「雪塚さん、本当はバトルゲーム得意なんじゃない?」

「いやいや全然。清水くんには負けるよ」



只今、お昼の12時を過ぎたところ。

レストランでハンバーグを味わいながら、先程遊んだシューティングゲームの話題で盛り上がる。


上手くないよと謙遜する雪塚さんだけど……得意じゃなきゃ、5000点なんて取れないよ。

俺は乱射して5500点だったから、命中率では雪塚さんのほうが上だと思う。



「あ、清水くん、実玖ちゃんから私が泊まりに来る話聞いた?」

「えっ?」



突然開かれた彼女の口。

出てきたのは「泊まり」という3文字の言葉。


えっ、えええ⁉ と、泊まり⁉
は⁉ どういうこと⁉ 実玖からって何⁉

あいつ……俺が知らないところで外泊の話してたのか⁉

夏休みに実玖の部屋に遊びに行く話は聞いてたけど、泊まりに来るのは聞いてねーよ!