お日さまみたいな温かい君に包まれて



昼食を済ませ、再び図書館へ向かった。

しかし、学生の姿が多く、席が空いていなかったので、図書館の隣にある資料館へ足を運び、小一時間ほど見学して時間を潰した。



「今日はありがとう」

「こちらこそ。誘ってくれてありがとう」



バスに乗って帰路に就く。

自由研究、3時間集中して取り組んだおかげで、7割は終わったかな。

他にもまだ宿題はあるけど、この調子ならほとんど今月中には終わりそうだ。



「……清水くん、先に帰っていいよ」



頭を使い果たし、疲れてうつらうつらしていると、隣からポツリと声が聞こえた。



「えっ……一緒に降りなくていいの?」

「うん。家の近くで降りるから」



笑顔で答えた雪塚さん。だけど、若干表情が引きつっているように見える。

もしかして具合悪い……?
声もか細いし、顔色も心なしか悪い気がする。
頑張りすぎて疲れちゃったのかな。



様子をうかがっていると、あっという間に降りるバス停に着いてしまった。



「……あれ? 降りないの?」

「……送っていくよ」

「えっ、でも……」

「具合悪そうなのに、1人にできないよ」