いろんな心配が、私から笑顔を奪っていた。 先生も同じだった。 2人とも、少しだけいつもより元気がなく、少しだけ何かを考えているようだった。 いつかは越えなきゃいけない壁。 いつか訪れることはわかっていたけど・・・ すぐそこに迫ると、不安でいっぱいになる。 「なぁ、直。俺達、何も間違っていないよな」 「うん。間違ってないよね。でも・・・何だか申し訳ない気持ちになる」 こんな会話を何度もして、 なぜかみんなを裏切っていたかのような気持ちになった。