約1ヶ月後。
私、清水 実玖は高校に入学し、ピカピカの1年生になった。
今日は対面式。
現在体育館の外で待機中なんだけど……。
「なんか怖くなってきた……」
「大丈夫! 私がついてる!」
上目遣いで励ましてきたのは、小学校からの友達で同じクラスの才木 可南子。
可愛らしい見た目とは違って、中身は男勝りでサバサバしているんだ。
「笑われたらどうしよう」
「もー! 新入生を笑う先輩なんていないって! それに、ここには私とお兄さん以外に実玖のこと知ってる人はいないんだから!」
ちなみに、なぜ上目遣いで励ましてきたのかというと、可南子は身長が152センチと小柄なため、170センチ越えの私を見る時は自然と上目遣いになるから。
内心「可愛いな」と思っているけれど、本人は可愛いと言われるのが嫌いなので、心の中で称賛している。
「新入生入場!」
入場の号令がかかり、私達1年生はゆっくりと歩き出した。
私、清水 実玖は高校に入学し、ピカピカの1年生になった。
今日は対面式。
現在体育館の外で待機中なんだけど……。
「なんか怖くなってきた……」
「大丈夫! 私がついてる!」
上目遣いで励ましてきたのは、小学校からの友達で同じクラスの才木 可南子。
可愛らしい見た目とは違って、中身は男勝りでサバサバしているんだ。
「笑われたらどうしよう」
「もー! 新入生を笑う先輩なんていないって! それに、ここには私とお兄さん以外に実玖のこと知ってる人はいないんだから!」
ちなみに、なぜ上目遣いで励ましてきたのかというと、可南子は身長が152センチと小柄なため、170センチ越えの私を見る時は自然と上目遣いになるから。
内心「可愛いな」と思っているけれど、本人は可愛いと言われるのが嫌いなので、心の中で称賛している。
「新入生入場!」
入場の号令がかかり、私達1年生はゆっくりと歩き出した。



