「いいね~! 実玖ちゃんの優しい雰囲気に合ってる!」
「いや……そうですか? ありがとうございます」
いつもの癖で否定するところだったけど、兄に言われた言葉を思い出してお礼を言った。
ふぅ……まだ慣れないなぁ。
確かに、せっかく選んでくれたのに「いや全然……」って否定したら悲しくなるよね。
まずは返答する時に、「いや」とか「でも」で始まらないようにしよう。
これは地道に続けて慣れていくしかない。
────
──
買い物を終えてカフェで休憩中。
私は、先程選んでもらったカーディガンと、膝下丈の水色のフレアスカートを購入した。
猫カフェには動きやすいようにパンツを穿いていくことにしたので、今日買ったスカートは別の日に穿こうと思っている。
「あ、先輩今日短パンですよね。体型気にならないんですか?」
お茶を一口飲み、思い出したように尋ねた。
先輩も体型を気にしているが、今日は大胆に脚を出している。
「あー……少し気になるけど、細いって言われるのが嫌なだけだから、体型いじりしない人と遊ぶ時は短い丈の物を穿いてるの」
「そうなんですか〜」
それってもしかして……私のことを信頼してくれているってこと……⁉
「いや……そうですか? ありがとうございます」
いつもの癖で否定するところだったけど、兄に言われた言葉を思い出してお礼を言った。
ふぅ……まだ慣れないなぁ。
確かに、せっかく選んでくれたのに「いや全然……」って否定したら悲しくなるよね。
まずは返答する時に、「いや」とか「でも」で始まらないようにしよう。
これは地道に続けて慣れていくしかない。
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買い物を終えてカフェで休憩中。
私は、先程選んでもらったカーディガンと、膝下丈の水色のフレアスカートを購入した。
猫カフェには動きやすいようにパンツを穿いていくことにしたので、今日買ったスカートは別の日に穿こうと思っている。
「あ、先輩今日短パンですよね。体型気にならないんですか?」
お茶を一口飲み、思い出したように尋ねた。
先輩も体型を気にしているが、今日は大胆に脚を出している。
「あー……少し気になるけど、細いって言われるのが嫌なだけだから、体型いじりしない人と遊ぶ時は短い丈の物を穿いてるの」
「そうなんですか〜」
それってもしかして……私のことを信頼してくれているってこと……⁉



