◇
「いらっしゃいませ~」
「キャラメル味と塩味をひとつずつ下さい」
文化祭当日。
カウンターで店番をする可南子の声を耳にしつつ、その裏でポップコーンを混ぜて容器に入れていく。
私達1年2組は、ポップコーン屋さんをすることになった。
「清水さん、次はこれ混ぜて」
「はいっ」
先生が手元の容器に出来立てのポップコーンを入れた。
火傷に気をつけて、味が均一になるよう混ぜていく。
ちなみに、今混ぜているのはキャラメル味。
マスク越しに甘い香りが漂って……食べたいけど、今は我慢。
ショーの準備が12時からだから、お菓子よりもまず先にお昼ご飯を食べないと。
「お疲れ様~」
「お疲れ〜」
空腹と熱気に耐え、ようやく自由時間に。
可南子と空き教室の席に座り、隣のお店で買った鶏の唐揚げと、兄のクラスのお店で買ったメロンパンを口にする。
「顔こわばってるね。緊張してるの?」
「うん……」
教室から窓の外を眺める。
中庭だけでも大勢の人がうじゃうじゃ。
チラッと見たけど、体育館にもたくさんの人が座ってステージを見ていた。
「いらっしゃいませ~」
「キャラメル味と塩味をひとつずつ下さい」
文化祭当日。
カウンターで店番をする可南子の声を耳にしつつ、その裏でポップコーンを混ぜて容器に入れていく。
私達1年2組は、ポップコーン屋さんをすることになった。
「清水さん、次はこれ混ぜて」
「はいっ」
先生が手元の容器に出来立てのポップコーンを入れた。
火傷に気をつけて、味が均一になるよう混ぜていく。
ちなみに、今混ぜているのはキャラメル味。
マスク越しに甘い香りが漂って……食べたいけど、今は我慢。
ショーの準備が12時からだから、お菓子よりもまず先にお昼ご飯を食べないと。
「お疲れ様~」
「お疲れ〜」
空腹と熱気に耐え、ようやく自由時間に。
可南子と空き教室の席に座り、隣のお店で買った鶏の唐揚げと、兄のクラスのお店で買ったメロンパンを口にする。
「顔こわばってるね。緊張してるの?」
「うん……」
教室から窓の外を眺める。
中庭だけでも大勢の人がうじゃうじゃ。
チラッと見たけど、体育館にもたくさんの人が座ってステージを見ていた。



