「そうね。生活が乱れてたら、せっかく頑張っても効果が半減しちゃうからね」
うんうんと頷き合う美優紀さんと須川くん。
シ、シンクロしてる……。
服よりも猫が好きな須川くんだけど、今のでモデルに選ばれた理由がわかったかも。
質疑応答が終わり、個人的な相談にも乗ってくれるとのことで、思い切って悩みを打ち明けてみることにした。
「あら実玖ちゃん! こんにちは!」
「こんにちは……よろしくお願いします」
準備室に入り、椅子にちょこんと座る。
既に昼休みに会ってるけど、西尾先輩の顔がチラついて、まともに顔を見ることができない。
でも、目を逸らしてたら失礼だからちゃんと見ないと。
「あの、相談なんですが……」
周りから身長と体型のことで羨望の声を浴び続けたことと、本当は嫌だったけど怖くて言い返せずにモヤモヤしたことを吐いて。
最後に、どうやったら自分に自信が持てるようになれるかを尋ねた。
「引っ込み思案な自分を卒業したいんです……」
「そっか。ツラかったね……」
話し終えると、「大丈夫だよ」と美優紀さんは私の手にそっと手を重ねてくれた。
うんうんと頷き合う美優紀さんと須川くん。
シ、シンクロしてる……。
服よりも猫が好きな須川くんだけど、今のでモデルに選ばれた理由がわかったかも。
質疑応答が終わり、個人的な相談にも乗ってくれるとのことで、思い切って悩みを打ち明けてみることにした。
「あら実玖ちゃん! こんにちは!」
「こんにちは……よろしくお願いします」
準備室に入り、椅子にちょこんと座る。
既に昼休みに会ってるけど、西尾先輩の顔がチラついて、まともに顔を見ることができない。
でも、目を逸らしてたら失礼だからちゃんと見ないと。
「あの、相談なんですが……」
周りから身長と体型のことで羨望の声を浴び続けたことと、本当は嫌だったけど怖くて言い返せずにモヤモヤしたことを吐いて。
最後に、どうやったら自分に自信が持てるようになれるかを尋ねた。
「引っ込み思案な自分を卒業したいんです……」
「そっか。ツラかったね……」
話し終えると、「大丈夫だよ」と美優紀さんは私の手にそっと手を重ねてくれた。



