「お嬢さんは何年生?」
「い、1年生ですっ」
ぎこちなく会話を交わす。
話によると、お姉さんの息子さんは2年生とのこと。
お母様がこんなに綺麗なら、息子さんも美少年なんだろうなぁ。背高そう。
呑気に想像していると、校内放送が鳴り響いた。
“2年2組、西尾 東馬くん、至急保健室まで来てください。もう1度繰り返します……”
室内に鳴り響く名前に、時が止まったかのようにフリーズした。
西尾……職員室じゃなくて保健室って。
えっ、まさか……。
「に、西尾先輩の……お母様、ですか……?」
「はいっ、そうです~」
えええーー! この綺麗なお姉さんが、西尾先輩のお母さん⁉
……あ、そういえば今日、ウォーキングの先生と顔合わせする予定があるんだった。だから学校に来てたのか。
でも、まだ放課後まで時間あるよね? 他に用事があったのかな?
「もしかして、東馬のこと知ってるの?」
「は、はいっ! あ、兄がクラスメイトで……よく、先輩と遊んでいると……」
緊張して呂律が回らず、噛み噛み状態。
あぁ……こんなオドオドした姿で先輩のお母様と対面してしまうなんて。かっこ悪い。
「い、1年生ですっ」
ぎこちなく会話を交わす。
話によると、お姉さんの息子さんは2年生とのこと。
お母様がこんなに綺麗なら、息子さんも美少年なんだろうなぁ。背高そう。
呑気に想像していると、校内放送が鳴り響いた。
“2年2組、西尾 東馬くん、至急保健室まで来てください。もう1度繰り返します……”
室内に鳴り響く名前に、時が止まったかのようにフリーズした。
西尾……職員室じゃなくて保健室って。
えっ、まさか……。
「に、西尾先輩の……お母様、ですか……?」
「はいっ、そうです~」
えええーー! この綺麗なお姉さんが、西尾先輩のお母さん⁉
……あ、そういえば今日、ウォーキングの先生と顔合わせする予定があるんだった。だから学校に来てたのか。
でも、まだ放課後まで時間あるよね? 他に用事があったのかな?
「もしかして、東馬のこと知ってるの?」
「は、はいっ! あ、兄がクラスメイトで……よく、先輩と遊んでいると……」
緊張して呂律が回らず、噛み噛み状態。
あぁ……こんなオドオドした姿で先輩のお母様と対面してしまうなんて。かっこ悪い。



