胸がトクンと小さく音を立てる。
あぁもう、その三日月スマイルはズルいですって。
何度も自分に言い聞かせたのに、私の心を揺さぶらないでください。
「よし、じゃあ、デートの仕切り直しといきますか!」
「……へ⁉」
突然勢い良く立ち上がった先輩。
待って待って、今、ハッキリとデートって聞こえたんだけど……。
聞き間違えじゃあ、ないよね?
私の驚く声で気づいたのか、先輩は一瞬フリーズした後、気まずそうに顔を逸らしてしまった。
「い、行こっか」
「はい……」
チラッと見えたその顔は、心なしか少し焦っているよう。
私のこと、ひとりの後輩としてしか見てないはずなのに。
どうして頬が赤くなっているの……?
◇
「ただいま~」
6時に帰る予定だったけど、話が盛り上がって少し遅くなっちゃった。
結局西尾先輩は、デートという単語に触れることはなかった。
すごく楽しかったけど……どうしてもあの照れた顔が頭から離れない。
先輩の瞳に、私は一体どう映っているんだろう。
友達の妹? 趣味が合う後輩?
……わからない。
あぁもう、その三日月スマイルはズルいですって。
何度も自分に言い聞かせたのに、私の心を揺さぶらないでください。
「よし、じゃあ、デートの仕切り直しといきますか!」
「……へ⁉」
突然勢い良く立ち上がった先輩。
待って待って、今、ハッキリとデートって聞こえたんだけど……。
聞き間違えじゃあ、ないよね?
私の驚く声で気づいたのか、先輩は一瞬フリーズした後、気まずそうに顔を逸らしてしまった。
「い、行こっか」
「はい……」
チラッと見えたその顔は、心なしか少し焦っているよう。
私のこと、ひとりの後輩としてしか見てないはずなのに。
どうして頬が赤くなっているの……?
◇
「ただいま~」
6時に帰る予定だったけど、話が盛り上がって少し遅くなっちゃった。
結局西尾先輩は、デートという単語に触れることはなかった。
すごく楽しかったけど……どうしてもあの照れた顔が頭から離れない。
先輩の瞳に、私は一体どう映っているんだろう。
友達の妹? 趣味が合う後輩?
……わからない。



