◇
「雪塚さん、ちょっといい?」
「ん? どうしたの?」
朝のホームルームが終わった後、近くに景斗がいないかを確認して雪塚さんに話しかけた。
教室では元気だった実玖ちゃん。
今度は部活動での様子を尋ねる。
「実玖ちゃんのことなんだけど……元気だった?」
「うん、元気だったよ。先週、一緒に似顔絵描いて盛り上がったんだよね」
「えっ⁉」
同じ放課後なのに、元気度が違う……⁉
「雪塚さん、それ本当? 空元気じゃなくて?」
「本当だよ。西尾くんには元気がなさそうに見えたの?」
「うん……」
視線を下に落とす。
大好きな絵は楽しんでいる。
……もしかしたら、モデルに加え、デザインまで頼まれたことに負担を感じているのかも。
だから言えなかったのかな。
「俺が無理矢理頼んだせいか……」
「いや、それは違うよ。実玖ちゃん、嬉しそうに服の話してたから」
「じゃ、じゃあなんで⁉」
「それは……」
バンと机を叩いて迫ると目を逸らされた。
この反応は、何か知ってるな……?
「雪塚さん、ちょっといい?」
「ん? どうしたの?」
朝のホームルームが終わった後、近くに景斗がいないかを確認して雪塚さんに話しかけた。
教室では元気だった実玖ちゃん。
今度は部活動での様子を尋ねる。
「実玖ちゃんのことなんだけど……元気だった?」
「うん、元気だったよ。先週、一緒に似顔絵描いて盛り上がったんだよね」
「えっ⁉」
同じ放課後なのに、元気度が違う……⁉
「雪塚さん、それ本当? 空元気じゃなくて?」
「本当だよ。西尾くんには元気がなさそうに見えたの?」
「うん……」
視線を下に落とす。
大好きな絵は楽しんでいる。
……もしかしたら、モデルに加え、デザインまで頼まれたことに負担を感じているのかも。
だから言えなかったのかな。
「俺が無理矢理頼んだせいか……」
「いや、それは違うよ。実玖ちゃん、嬉しそうに服の話してたから」
「じゃ、じゃあなんで⁉」
「それは……」
バンと机を叩いて迫ると目を逸らされた。
この反応は、何か知ってるな……?



