「なっ那月?」

「婚約者だからこのくらいするだろ、ってか俺が急にしたくなった。だからもう少しだけこの状態にしてくれ」

それはなんだか暖かくて心地よかった


けれど


5分経っても10分経っても那月ははなしてくれる気配がなく、結局部屋を出たのは部屋に入ってかは1時間後だった


夕食が冷めて、レンジで温めた事は言うまでもない