「良かった。お前ならそう言ってくれる気がした。なんかよくわかんねぇーけど、他の奴とは違う」
「それ、由美子さんも言ってくださいましたよ。あとお前じゃなくて私には雅って立派な名前があるんですけど…」
「そうか。確かにそうだな。雅」
「はい!なんですか?ふふっ」
「雅も敬語やめたら同い年だぜ?」
「あっ確かに…じゃあ普通にタメでいくね」
「おう。じゃあタメでいくなら那月"さん"じゃなくて、那月って呼んで欲しい」
「分かりました那月!」
「また敬語に戻ってるぞ。雅といると調子狂うな…
ってもう早く夕食、食べようぜ」
「うん!もうお腹ぺこぺこ!」
部屋をでようと思ったら、那月が後ろから包み込むように抱きしめてきた


