さっき沢山寝てしまったから今はちっとも眠くない
こういう時こそ全部を忘れて快適な睡眠をしたいのに…
なんて思っていると
トントン
ドアをノックする音が聞こえた
「俺だ。少し中に入れてくれるか?」
こんな早く夕食が終わるはずがない
食べてる最中に何の用だろう
自分の顔が涙でぐちゃぐちゃなのかんか全く忘れていた私はすんなりドアを開けてしまった
「やっぱりな」
ドアを開けた瞬間、隙間から長い腕に手首を掴まれた
やっぱりな?
何が?
「お前、泣いてるだろ」
あっ
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