「お前には嫁に行ってもらう」

えっ?


お前なんで私しか呼ばれない


嫁?


「あの霧島財閥の御曹司だそうだ。結婚相手がいなくて困っているらしいから。早速だか霧島財閥の別邸に住んでほしいとの事だ。お前もここだと暮らしずらいだろ。丁度いいんじゃないか。」



えっ?結婚?

霧島財閥と言えば婚約者が3日間で追い出されてしまう事で有名なあそこに?

突然の事につい目が見開く。




「もう決定したことだ。以上。早く出てけ」


言われた通り部屋は出たものの言われたことの衝撃が強すぎて考えられずにはいられなかった。