紫のモヤの中を目を凝らして見ると、昼間見た両手がハサミの鳥人間が待っている。
不気味な表情でケタケタ笑っていた。
らんの髪の毛をハサミで切ろうとしているのだが、怖くて動けない。
勇気を出して口を開く。
「や、止めなさいよ!!」
妖怪髪切りがジットリした目でこちらを睨んできた。
ビクリと震える。
出来ることなら話し合いでどうにかしたいが、話の通じる相手じゃなさそうだ。
次第に髪切りがこちらに向かって走ってきた。
枕返しと違って刃物を持っている恐怖から、体が動かない。
「あかりちゃん!避けな!!」
くろたんの叫び声に反応してどうにかこうにか攻撃を交わす事が出来た。
しかし、私が避けたせいで部屋のカーテンが髪切りのハサミによってズタボロになる。
「えええ!!避けなければ、私がズタボロになっていたんだけどー!!」
「ズタボロになる前に倒しちゃいなよ!!」
くろたんは簡単にそう言うが、相手は刃物をもっている。
気が付いたら逃げるだけしか出来ない。
ていうか、こいつ(髪切り)は部屋をででも追っかけてくる。
屋根から屋根に飛び移る、私。
不気味な表情でケタケタ笑っていた。
らんの髪の毛をハサミで切ろうとしているのだが、怖くて動けない。
勇気を出して口を開く。
「や、止めなさいよ!!」
妖怪髪切りがジットリした目でこちらを睨んできた。
ビクリと震える。
出来ることなら話し合いでどうにかしたいが、話の通じる相手じゃなさそうだ。
次第に髪切りがこちらに向かって走ってきた。
枕返しと違って刃物を持っている恐怖から、体が動かない。
「あかりちゃん!避けな!!」
くろたんの叫び声に反応してどうにかこうにか攻撃を交わす事が出来た。
しかし、私が避けたせいで部屋のカーテンが髪切りのハサミによってズタボロになる。
「えええ!!避けなければ、私がズタボロになっていたんだけどー!!」
「ズタボロになる前に倒しちゃいなよ!!」
くろたんは簡単にそう言うが、相手は刃物をもっている。
気が付いたら逃げるだけしか出来ない。
ていうか、こいつ(髪切り)は部屋をででも追っかけてくる。
屋根から屋根に飛び移る、私。



