「って言うのは嘘で」 嘘なんかい! 「悪かったなー。助かった。 後は俺がやるから、もう帰れ。」 「分かった。 じゃーね、ゴローちゃん!」 「あぁ。早乙女、佐藤、ありがとうな。 親御さん達に、遅くなったこと謝っといてくれ。」 そうして私達は学校を出た。 いつのまにか外はもう真っ暗になっていた。