「痛い…っっ、やめて」 「あと少しだから。それに体の方は素直じゃん」 俺はその言葉に目を見開いた。 これは普通の恋人じゃない。もしかしたら、これが…。 DVと呼ばれるものなのではないか。 その考えが頭をよぎってから、俺は保健室に行ってからもずっとそのことを考え続けていた。