彼女と同じクラスになれた時は、密かに喜んでいた。 喜ぶと言っても、目の保養としか考えていなかった。 そんな彼女は声まで綺麗で、俺が代わりに仕事をしただけなのにその持ち前の美しさの八十パーセントを見られたような気がする。 その時の笑顔は彼氏に向けるものとは違うようなすこし硬い笑みだったのかもしれないが、俺はその笑顔に堕ちた。 所詮、俺もただ一人の男だった。 そしてきっと彼女からは逃れられないだろう、とも思った。 そんなある日。