求愛されても困ります!

「いい子ですね」

蛇責めさんはそう言った後、パチンと指を鳴らした。すると、私を閉じ込めていた檻は消えて自由になる。

「あっ、蛇責め勝手に解放して!これからもっと楽しくなるんだろ!」

ラックさんが文句を言っていたけど、蛇責めさんは華麗に無視をしていた。拷問器具同士、仲良くした方がいいと思うけど。そういえば……。

「結香さん、私、拷問とか知らないんで彼らがどのようにして使用されていたのかわからないんですけど……」

「それならあたしがちゃんと教えてあげるよ!」

結香さんは嬉しそうに笑い、目を輝かせる。もっと違うことに目を輝かせていたら可愛いんだけどな。勿体ない美人の代表だと思う。

「まずはラックから。ラックは、別名エクセター公の娘とも呼ばれている拷問器具。使い方は、木製の台に寝かせた罪人の両手足をロープで拘束し、ロープをラックに付いている巻き上げ機で巻き上げる。すると、木製の台が徐々に離れていき、罪人の体を引き伸ばすんだ」