チョコなんてあげないっ!



今までなかなか素直になれなくて、遠回りもしたあたしたちだったけど。


今日お互いの想いを伝え合い、ようやく幼なじみを卒業することができた。


あのあと広斗と一緒に学校の屋上から見た、茜色に染まる夕焼け空は、いつも以上に綺麗だった。



…───17歳のバレンタイン。


この先もきっと、ずっと忘れることのない、苦くて甘い、最高のバレンタインになりました。



*END*