すっかり聞き慣れたインターフォンの音を聞いて、2人を出迎える。
「明日菜ー!!見て見て!!」
「うわぁ、綺麗!!」
外を見ると細かい雪がチラチラと、空から降り注いでいる。
「明日、雪積もるかな!?」
「えー!雪が積もると歩き辛いから、嫌!」
夏海が口を尖らせ、雪の文句を言う。でも。
「大地先輩と雪一緒に見れたら、ロマンティックじゃなーい?」
「あ!雪良いかも!」
単純な答えが帰ってくるから、面白い。
こんな楽しい日常を送れるなんて、私はなんて幸せなのだろう__
「じゃあ、今日は陸斗先輩の家に行こう!!」
3日に1回は陸斗の家に押し掛けている気がする。
最初のうちは、陸斗と大地に迷惑を掛けてるのではないかと思っていたが、稀に向こうが私の部屋に来る時も有るし、大丈夫だと思う。
今日も、宿題を入れたバッグを片手に、陸斗の家のインターフォンを鳴らす。
まるで、待っていたかのように出迎えてくれる陸斗を見ていると、夢を待っているのではないかと考え、悲しくなってしまう。
そう思うくらい、2人は仲が良い。
そんな2人を見た時の思考回路だけが、今現在の私の汚点だ。
「明日菜ー!!見て見て!!」
「うわぁ、綺麗!!」
外を見ると細かい雪がチラチラと、空から降り注いでいる。
「明日、雪積もるかな!?」
「えー!雪が積もると歩き辛いから、嫌!」
夏海が口を尖らせ、雪の文句を言う。でも。
「大地先輩と雪一緒に見れたら、ロマンティックじゃなーい?」
「あ!雪良いかも!」
単純な答えが帰ってくるから、面白い。
こんな楽しい日常を送れるなんて、私はなんて幸せなのだろう__
「じゃあ、今日は陸斗先輩の家に行こう!!」
3日に1回は陸斗の家に押し掛けている気がする。
最初のうちは、陸斗と大地に迷惑を掛けてるのではないかと思っていたが、稀に向こうが私の部屋に来る時も有るし、大丈夫だと思う。
今日も、宿題を入れたバッグを片手に、陸斗の家のインターフォンを鳴らす。
まるで、待っていたかのように出迎えてくれる陸斗を見ていると、夢を待っているのではないかと考え、悲しくなってしまう。
そう思うくらい、2人は仲が良い。
そんな2人を見た時の思考回路だけが、今現在の私の汚点だ。