そう言って、近くに有るかき氷屋さんに向かう。
お金を払うと、かき氷が入ったピンク色のカップを受け取り、シロップを自分でかけた。
味は薄いが、甘くて美味しい。
隅っこでかき氷を食べていると「柊さん?」なんて名前を呼ばれて振り向く。
そこには同じクラスの、夢ちゃんという名前の女の子が立っていた。
「あ、こんばんは……!」
明るく話し掛けたい。心底そう願っているのに、何処か他人行儀な話し方になってしまう。
「こんばんは!柊さん、1人?」
「あ、ううん。幼なじみの陸斗と陸斗のお友達と来ているよ……」
「俺の名前は陸斗のお友達じゃなーい!大地!藤原大地!!」
「はい……。大地さん……,。なんか、ごめんなさい……」
「気にすんな!!」
男の子とお祭りだなんて、夢ちゃんに変だと思われないだろうか__
それが気になって堪らない。
「あのね……」
なんだかモジモジしている、夢に「どうしたの?」と聞き返す。
「私、ずっと……。柊さんと話しみたかったの……。良ければだけど、明日菜ちゃんて呼んでもいい?」
「も、もちろん!!」
どうしよう。
なんだか、友達になれる気がする。それが、嬉しくて堪らない。
お金を払うと、かき氷が入ったピンク色のカップを受け取り、シロップを自分でかけた。
味は薄いが、甘くて美味しい。
隅っこでかき氷を食べていると「柊さん?」なんて名前を呼ばれて振り向く。
そこには同じクラスの、夢ちゃんという名前の女の子が立っていた。
「あ、こんばんは……!」
明るく話し掛けたい。心底そう願っているのに、何処か他人行儀な話し方になってしまう。
「こんばんは!柊さん、1人?」
「あ、ううん。幼なじみの陸斗と陸斗のお友達と来ているよ……」
「俺の名前は陸斗のお友達じゃなーい!大地!藤原大地!!」
「はい……。大地さん……,。なんか、ごめんなさい……」
「気にすんな!!」
男の子とお祭りだなんて、夢ちゃんに変だと思われないだろうか__
それが気になって堪らない。
「あのね……」
なんだかモジモジしている、夢に「どうしたの?」と聞き返す。
「私、ずっと……。柊さんと話しみたかったの……。良ければだけど、明日菜ちゃんて呼んでもいい?」
「も、もちろん!!」
どうしよう。
なんだか、友達になれる気がする。それが、嬉しくて堪らない。



