シュガー ガール

これで、皆、彼氏へのプレゼントが決まった。


決まってないのは私だけ__


そう考えたら、焦りを感じてしまう。


「陸斗に何を上げよう……」
「まだまだ、時間有るしゆっくり選べば良いよ!」
「うん……」


探せど、探せど、これと言った物は見つからない。


そうしているうちに辿り着いたのが、シンプルな雑貨店だ。


あれもこれも何だかパッとせずに、店内をウロウロしてしまう。


内心焦っていると、夏海が走ってきた。