どうにか狩の時間を逃げ切って保健室に戻ってからも、あたしの心は空っぽだった。
ここに集まっている商品たちだっていつ裏切るかわからない。
現に一は恵美を裏切って生贄にした。
結局一は死んでしまったけれど、信用してしまった恵美も悪かったのだ。
商品になったら誰のことも信用しちゃいけない。
信用したら負けだ。
あたしは最後まで生き残りたい!
そんな気持ちが強くなった。
2日目の朝を迎えたことで、自分は生き残れるんじゃないかと希望が見えてきた。
でも……そんなあたしにも信用したい人物がいた。
みんなが止めるのを聞かずに、あたしは保健室から逃げ出した。
そして真っ直ぐ図書室へ向かう。
そこに行けば中学時代から付き合っていた彼氏に会うことができる。
竜也とあたしは付き合ってもう1年になる。
高校の受験勉強も一緒にがんばったし、一緒に希望校に入学することができた。
どんなときでも二人三脚でがんばってきた。
だから、竜也があたしを裏切るなんてありえない。
そう、思っていた……。
ここに集まっている商品たちだっていつ裏切るかわからない。
現に一は恵美を裏切って生贄にした。
結局一は死んでしまったけれど、信用してしまった恵美も悪かったのだ。
商品になったら誰のことも信用しちゃいけない。
信用したら負けだ。
あたしは最後まで生き残りたい!
そんな気持ちが強くなった。
2日目の朝を迎えたことで、自分は生き残れるんじゃないかと希望が見えてきた。
でも……そんなあたしにも信用したい人物がいた。
みんなが止めるのを聞かずに、あたしは保健室から逃げ出した。
そして真っ直ぐ図書室へ向かう。
そこに行けば中学時代から付き合っていた彼氏に会うことができる。
竜也とあたしは付き合ってもう1年になる。
高校の受験勉強も一緒にがんばったし、一緒に希望校に入学することができた。
どんなときでも二人三脚でがんばってきた。
だから、竜也があたしを裏切るなんてありえない。
そう、思っていた……。