きょろきょろして、誰もいないのを確認して、
先生に
キスした。
「もっと激しいのー!」
甘える先生。
「ばか!誰かに見られたらやばいじゃん。」
先生は私の腕を引っ張り、階段の下の棚の横のスペースへ。
小さくかがまないと入れないその隙間で、丸くなりながら体育座りして、
先生の
激しいキス。
やきもち焼いたせいか、
いつもより、
情熱的なキスだった。
「続きは明日な。」
先生は、熱い目をしてた。
別れ際に、
「俺だけのもんだからなぁ」
と言ってくれた。
先生が見えなくなるまで、ずっと見てた。
肩越しに見えた自動販売機の明かりと、
あの ジーーって音。
思い出すとドキドキしてなかなか眠れなかった。