先生の


ぎゅっ





好き。


この腕が好き。


大好き。


「やっと二人きりになれたな。」


先生は

優しく抱きしめる。


「我慢したんだからこれくらいいいよな」


そう言って


しばらく時が止まったように


二人でくっついてたんだ。


雪の中で二人きり。


秘密の時間。



「怪我したことにして宿でエッチしよっか?」


先生はそんな事を言いながら私を抱き上げてくれた。



心配するみんなの元に戻った私はまた、リフトに乗るはめになり、先生とのエッチ計画は、実現しなかったんだ。


だけど、最高の思い出。




リフトから先生は私が転げて落ちていくのを見たんだって。


先生はリフトから飛び降りて助けに行きたかったと言ってくれた。