目が合ったその瞬間から


「じゃあ入るよ。」

「うん。」


中に入るとすぐに、


『ちわっす!』

「朔さん久しぶりじゃないですか!」

「朔さん来るなら言ってくださいよ!みんなに知らせたのに」


いかつい見た目の人たちが朔くんの方に続々と寄ってきてみんな挨拶をしていく。


「今日はこの子を怖がらせないために言わなかったんだよ。人は少ない方がいいかと思ってね。」


私のためだったんだ…ありがたい。いくら朔くんの仲間でも大勢いたらちょっと怖い。


「えっ。朔さんが女連れてる。」

「初めてじゃないか?」

「朔さんこの女誰ですか?」


みんながやっと私に気付きそう聞いてくる。


「あとで紹介するよ。」


朔くんはそう言って階段を登り二階に向かった。


「古都こっちおいで。」

「うん。」


私は黙って朔くんについていく。