目が合ったその瞬間から

「ねぇ今どこ向かってるの?こっち私の家でもないし朔くんの家でもないよね?」

「仲間を紹介したいんだ。時間大丈夫?」

「うん。今日も親帰ってこないから。」


仲間ってだれのことだろう?

それからしばらく歩き続けて大きな建物の前についた。


「ここだよ。」

「…ここ?大きいね」


それしか言葉が出てこない。
とにかく大きい建物。汚くも綺麗でもない普通の建物だった。


「今日はいつもより人少ないと思うけど男がいっぱいいるから怖かったらごめんね。男だけどみんないい奴しかいないから。」


男の子は怖い。でも唯一怖くないと思った朔くんがいいやつって言ってるんだもん。きっといい人だよね。


「わかった。」

「あーでも見た目はいかついからびびるかも…」


入る前から怖がらせないでほしい。ほんとに。