天然お嬢と双子の番犬さん


「明後日には帰って来れると思います」

「うんっ!分かった!気を付けて!」

「……やけに嬉しそうですね?」

「えっ!!?いや…そんな事…ナイヨ」


バレてる。凄く喜んだことバレちゃってるよ。


「……私が居ないからといって、あの二人に会いに行かれてはいけません。分かっていますか?」

「え!あっ、うん!勿論!学校の時だけねっ!」

「……………信用できませんね」


深い溜息を吐くと、リヒトさんに腕を引っ張られた。立ち上がった私の身体がリヒトさんの胸の中にすっぽりと収まった。


………えっ!


「わざとじゃないよ!?」

「知っています。私がやりました」


あっ。うん。そうだよね!


「………私が帰ってくるまでの間、守らなければこのまま潰します」


またそんな物騒な事を…!

力強く抱きしめられている所を見ると、本気に思えて仕方なかった。


「返事は?」

「…考えておきます」