天然お嬢と双子の番犬さん



「…っ、なんで?」


だってそんな事…言ってなかった。


「和、湊。今までご苦労。学校にも今後通わなくていいよう言っておく。これからは若頭としての仕事に専念しろ」

「ッ、ぱぱ!!」


どうして勝手に決めるの?


「私の意見無視しないでよ!私は和と湊がいい!」

「駄目だ。疑念がある以上花の傍に置いておけない」


真剣な表情でそう言ったパパに思わず言葉に詰まった。


「危険な目に何度も合ってるんだぞ、花」

「それは…!私の危機管理の問題でしょ!和と湊は何も悪くないっ!」


私がもっとちゃんとしてれば良かっただけ。

パパはふぅーと大きく溜息を吐くと、和と湊の方を向いた。


「和、湊…返事は?」

「っ、だめ!和!湊!」


”僕も離れたくない”
”俺も傍に居たい”



「「───────了解」」



そう言ってくれたのに。