私は目をぱちくりさせた。
「それだけだよ?」
「…………………は?」
ながーい沈黙と笑ったままの鞠からの一言だった。
「それだけって何よ!?その後が大切なのよ!?」
「その後!!?」
初耳だけど!?
「じゃあ聞くわ。花はどう思ってる…いいえ!どう見えてるの?」
「えー…っと?」
見れる?そんなの、普通に二人のことはちゃんと見えるよ?鞠だって見れると思うけどなぁ。だって教室にいるんだし…。
視線は教室にいる和と湊の方へ向く。何か話しているのが見えた。この距離からでもキラキラしてた。近かったから、そういう訳じゃなかったみたい。
一瞬二人と目が合ったように見えて、ドキッとした。
「もう吃驚するぐらいに恋してるじゃないっ!」
「んえ??」
何故か私の横顔をがん見していた鞠が言った。


