天然お嬢と双子の番犬さん



「胸焼けしてたのと、女の子の日が近かったから情緒不安定だったみたいだよ」

「───────は?」


何故か怒りを露にした鞠と、ドヤ顔を見せつける私。

あ、あれ…?なんか思ってた反応と違う…?


「花、それ本気なの?」

「へっ?」


真顔だ。眉一つ動いてない。


で…でも!これしか思いつかないよ!?


おやつはいつもより多めに食べていたし、お茶よりジュースをよく飲んでいたこの頃。


そのせいで胸焼けして、ズキズキ、ちょっぴりムカムカ…ドキドキしてたんじゃないの…!?

コロコロ気持ちが変わるのは女の子の日が近いからじゃないの?



「ふーーーー…、」



鞠は深く、深く、深ーく息を吐いていた。


「……いいわ」


鞠はショルダーバッグから携帯を取り出すと、私宛にバンバンとURLを送って来た。


え?…え、ええ??


「これで勉強しなさい。良いわね?帰ったらすぐ見なさい。今日中に全部!!!読みなさい」

「ま…まり怖いよ…」


何を勉強するのかも分かんないって……。