天然お嬢と双子の番犬さん



「鞠!?大丈夫!!?」


背中を摩った。


「っ…どうしてそんな事…!」


顔が真っ赤な鞠に私は首を傾げた。

……パパが持ってたって言うのは違うよね。鞠がこんなに取り乱すって事は普通の事じゃないっぽいし…。


鞠はハッとした顔をして私の肩を掴んだ。


「まさか…!あいつ等が花に飲ませたんじゃないでしょうねぇ!!?」

「え!?ち、ちがう!違うよ!」


飲ませられたけど。ヤコポって人だから!

鞠は安堵していたが、咳払いをして顔を赤くした。


「それは…えっと、なんていうか…」


ごにょごにょとした後で、私の耳元に近付いて───────、


………へっ???


鞠と同じように顔が赤くなった。