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「どういうつもりだ、親父!」
頬に湿布を貼った留華が竜二に詰め寄っていた。葉巻を加えた竜二は煙と一緒に溜息を吐く。
「言っただろ。親父って呼ぶな留華」
「…っ、そんな事はどうでもいい!!」
留華は内ポケットから花に見せた写真を見せつけた。
竜二は一度見ている、和と湊が女遊びしている写真だ。
「お嬢があいつ等に襲われたって言ってんだ」
竜二は留華の方を一切見ていない。留華の言葉を全く信用していないようだ。
「だから言ったんだ。俺は…絶対にあいつ等だけはやめろって」
「…餓鬼みてぇに騒ぎやがって」
「親父!!」
バンッ!と大きな音が響く。
竜二がテーブルを思いっきり叩いたのだ。
「それが事実だとしたら、あいつ等には花の犬を降りてもらうだけだ。……だからと言って、お前を花の傍にはいさせない。犬は俺がまた別のを用意する。お前を絶対に選ぶ気は無い。絶対にだ!」
その言葉に留華は顔を強張らせた。
きつく拳を握り、竜二を睨んでいる。
「俺の方が…お嬢を守れる」
「守る?ハッ、笑わせるな。お前が花に何をしたか忘れたとは言わせねぇぞ」


