「手術、したの?」
春比古くんの手が私の手に絡む。
「そや。変か?」
変?どうして?
左右に首を振る。
「綺麗な春比古くんを見れて嬉しい。治って良かった」
元々綺麗な顔をしていたけど、もっと綺麗になって、イケメンに磨きがかかった気がする。
それに隠すより見えてた方が絶対にいい。
「これで春比古くんの顔が良く見えるね!」
凄く似合ってると思う。
折角の綺麗な顔だもんね。
見えた方がいいもんね。
春比古くんは微笑み、私の手を口元に持ってきた。チュっと音が鳴る。
「俺も花がよう見えて嬉しいわ」
なんだか良く分からないけど。
喜んでるのかな?
それなら良かった!
丞くんが舌打ちをした。
「花、早く部屋に行こうか」
そう言って肩を掴まれた時、ズキンと痛みが走った。
…っ!?
「悪い、強く掴み過ぎた?」
「どないした?何処か痛むんか?」
同時に言った。
「何でもない」と返してから、二人と距離を取った。


