天然お嬢と双子の番犬さん

「お嬢吃驚した?」


パパの事かな?


「うん。久々にパパの真剣な顔見たから」

「ああ、そういや最近は無かったな」


集会なんて私が幼い頃に一度きりだった。
それ以降した事なんて無かったから。

重要な集会って言ってたから、当分はあのパパを見る事になるのかな……。


部屋の前で籠を渡される。
中には沢山のお菓子とジュース。


「わあ!なにこれ!!」


子供の頃夢見たお菓子パックだぁ!私の好きな物だけしか入ってない!!


「お嬢、約束して」


握られた手。大きくて暖かい和の手の平。


「部屋に誰も入れないで」

「…部屋から出んな」


二人に向かって手を広げ抱きしめた。



「うん。約束するね。…だから和と湊も、しっかりお仕事して、それで…時間が空いたら会いに来てね。私待ってるから」


「…っ、うん。すぐ会いに来るから」


「…ああ。すぐ会いに来る」



和と湊交代でって言ってたから、二人揃うのが見れるのはその後だよね。いつも一緒に居たから変な感じになりそう。