寝ている状態でも眉が寄っている。それぐらい痛むのだろう。
「チッ…自分はどうなんだよ」
和は黙々と歯型に塗り込むように、塗り続けていたが止まる。
何も言わず、ただジッとその状態をキープしていたが呟いた。
「勃った」
「あ゛?」
太い声が出てしまった。
起きたと思い、花を見たが寝ている。
二人は小声で話す。
「馬鹿か。童貞かテメェは」
「仕方ないだろ?お嬢が可愛い反応するから」
「お前…俺より遊んでた癖に…」
「ただの性欲処理として相手してただけだって。湊だって程よく遊んでただろ?」
「……和ほどじゃねぇ」
薬を奪い取り、代わりに塗る湊。
だけどその時も花の反応は同じで…。
「…んっ、んん、」
塗り終えた湊が浴衣を戻す。
「なんだ。湊も同じじゃん」
「……黙れ…」


