「今回の件も本来責めるべきなんだ。何が合ってもお嬢から離れるなんて事が合っちゃ駄目だ。お嬢が悪いんじゃない、あいつ等がお嬢を危険な目に合わせたんだ。
悪いのは東雲兄弟。
お嬢は悪くない──────、」
っっ…!
留華の胸板を力いっぱい押して離れた。
「和と湊の悪口言わないで」
留華は眉間にしわを寄せ下唇を噛んだ。
「お嬢、忘れた?」
電気の付いていない薄暗い部屋。それでもハッキリと顔が見えるのは、カーテンが開いていて、そこから漏れる青白い光が私達を照らしていたからだろう。
「あの日……、」
そこまで言ったが止まる。
見てるのは私の顔じゃない。
「る…かッ!?」
なんの断りもなく、浴衣の襟を掴み肩から落とされた。
半脱げ状態の私。焦りながらも両腕で胸を隠す。


