のん、じゃった。
どうしよう。
そんな事を考えるより先に。
………出さないと。
今なら大丈夫なはず。
逆を言えば、今じゃなきゃ危険って事。
手を入れて出そうとしたけど、顔が下を向いていないからか中々出てこない。
嘘…どうしよう。
毒とかだったら…。
「大丈夫!これは気持ち良くなる薬だから!死んだりしないよ~」
ビリッ、
ワイシャツに見せかけ偽物だけど、お構いなしで破かれた。
「…ッ、!」
「僕はこういう下着は好きじゃないから、次はもっとセクシーなの着ようね」
『じゃ、俺は外にいるんで。終わったら呼んでください』
金髪の人が出て行った。
…あそこが出口。
場所さえ分かれば後はどうにかして行けばいい。
「…っ、私はあなたの事知らない!」
何でもいい。
何か隙が出来ればいい。
必死に声を荒げた。
けれどヤコポはあははと笑って話し始めた。


