天然お嬢と双子の番犬さん




えっと…?
なんでベッドの上にいるの、私達。

リンは驚き走って逃げていく。


「和?湊?どうしたの?」


眠たくなったとか?

湊と目が合う、歯を食いしばっていて顔が赤い。


「和?湊?」

「煽んな!」



ビクッ、

み、なと…?


「あークソッ。家じゃなきゃ襲ってる」


和の大きな溜息と殺気に吃驚した。お風呂の時よりも、殺気みたいなのが沢山出ていたから。


…なんだろ、これ。
前にも思ったけど。

”喰われる”って感じがして、ちょっと怖かった。


「えっと…?」

「「黙ってろ」」


…あ、い。

動くなとも言われたので、ベッドの上でジッとしていた。抱き着かれた二人の間で無の感情のまま天井をずっと見ていた。



「………よし、落ち着いた」

「………チッ」



一気に老け顔になった二人を前に悟った。

パパの真似をするのは駄目なのだと。

これで二度目だもんね。
パパの真似して怖い顔されるの。