天然お嬢と双子の番犬さん




い…だっ!!


「何するのさ!」

「そんな恰好でいる方が悪い」


しれっと正論っぽい事言わないでよね!?合ってるけど!


「こらこら…湊、お嬢離して」

「遠慮する」

「あ゛?」


え?なんで喧嘩する流れになってるの?


私の腕の中で猫さんが吃驚してる。二人の殺気で怖くなったのかもしれない、見ず知らずの私に助けを求めてる。



「和!湊!ステイ!!猫さん怖がってる!」



みんな大好き猫さんだよ!
猫さんの安全大事!


殺気が収まった事を確認し、猫さんの頭を撫でながら周りを見てみる。もしかしたら母猫がいるかもしれないから。

…でも、野良猫って確か人間の匂いに敏感だった気がする。もし、居たとしても見てもらえなくなるのかな?



「ごめんね」



私達のせいで見捨てられちゃうのかな。


「よし!猫さん!今日から五十嵐組の仲間に…!」

「お嬢、着替えが先ね」



あ゛!忘れてた!