「ご、ごめん南見さん!」
「お前なにやってんだよ!わりぃ南見!」


どうやら、ふざけて遊んでいた男子が私にぶつかってしまったらしい。


「あ、ううん。大丈夫!」


笑顔でそう言うと、「…え?」と私の顔を見て固まる2人。


ん…?


「…紗莉!メガネ!」


咄嗟に美緒が言う。


あっ!そうだった!
メガネ落としたんだった…!