疲れて家に帰ると漣くんは私に抱きついてキスをしてきた。

「どうしたの?疲れた?」

「ふみちゃんが蒼太と仲良くしてたから嫉妬した。」

そんなに仲良くしてたかなと思いながら私はこう言う。

「仲良くしてるつもりはなかったけど漣くんにはそう見えたんだね、ごめんね。でも私には漣くんしかいないよ。」

そう言って抱きしめる。