朝起きたら隣で寝てるはずのふみちゃんがいない。

なんで?寂しい。ひとりにしないで。

僕にはふみちゃんしかいないから。

そう思って連絡しようとするとふみちゃんからメールがきていた。

^漣くん。起きたかな?学校は12時に終わるから少し待っててね。^

よかった。安心したら涙が出てきた。

はっきり言って僕はすごく重いと思う。初めて会った次の日に結婚しようって言っちゃうしふみちゃんが他の男といるのを想像するだけで気が狂いそうになる。

でもふみちゃんはそんな僕を受け入れてくれた。
やっぱり僕にはふみちゃんしかいない。

ノリでも僕のふみちゃんに遊ぼうっていう男を許せない。

学校が違うのもやだ。こんなことなら勉強頑張ってふみちゃんの学校に入ればよかった。

そろそろ12時だ。
ふみちゃんが帰ってくる。


そうだ。迎えに行こう。

寂しいから。ううん。ふみちゃんを独り占めするために。