天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

はい、と私に制服を渡した叔父様。

「明日の月曜日から、京たちと登校だよ」

「京夜くんと……!」

「おーい、俺らもいるよ。千桜ちゃん」

「忘れたらただじゃおかないよ」

「せやで!」

あ……。

「お、お母さんとお父さん、私を探してるってことですか?」

「うん。会社クビにさせるより、ランク落とした方が効いたみたい」

ニコッと微笑んだ叔父様。

「じっちゃん鬼畜やからなぁ!」

「私っ、制服しまってきますね!」

私は制服を持って立ち上がり、リビングを出た。