天使級美少女、ただいま吸血鬼様に猛烈アタック中

叔父様からもらってた食費でお会計を済まして3人でスーパーを出た。

「あの……なにか、持ちたいです」

「ダメだ」

「あかん」

う……。

荷物を持つふたりに挟まれて歩く私。

「なんでですか!持たせてください!」

「また転ぶだろ」

「転びません!」

「いーや転ぶね。言いきれる」

うぅ……。

「千桜はちっちゃいからな!頼っとき!」

「小さくないよ!」

「小さい。中学生に間違われてたし」

「今時高校生でもみんなこれくらいだもん」