「ちょうどいい。陽太、お前も荷物持ち」

「買い物?ええで!ほな行くか!」

「陽太くんも、ありがとうっ!」

それから私たちは階段を降りた。

外に出て、スーパーに向かう。

「なんか、新鮮です!」

「新鮮?」

「うん!いつもは一茶くんとお買い物に行ってたから、京夜くんと陽太くんとは初めてだなぁって」

「そういえばそうやな!」

「俺、基本家にいるしな」

「京夜くん、太陽にあたってるけど大丈夫なの?」

気になってたんだよね……。

「あぁ、灰になったりしねーよ。ただ貧血気味になるだけだし」

「ほんまなら、愛する女の血を吸うと1発なんやで!」