と、首の後ろに手を置いた京夜くん。

私の作った、料理……!

「ほ、ホントに……?」

「わざわざ嘘つくかよ。あとはねぇな」

「わかった!ありがとうっ」

私はお礼を言って、京夜くんに背中を向けた。

「もしかして買い物?」

「え?うん!今から行こうかなって……」

「俺も行く。またひかれたら困るし」

バサッとパーカーのフードを被った。

「いいの?」

「おう。ほら、行くぞ」

「なんやなんや、仲えぇなぁ!」

と、陽太くんが間に来た。