「っ、い……!」

「ちょっと我慢しろ。あと、一応静かにしとけよ」

陽太寝てるし。

俺は部屋を出て、自分の部屋にいれた。

念のため鍵をかけて、女をベッドに座らせた。

「腹見せろ」

「うっ……い、嫌です……」

明らかに動揺した女。

「じゃねぇと追い出すぞ」

居場所がない女にそんなことしねぇけど、脅したらさすがに断念したのか、服をめくった。

そこにあったのは……見たこともない、色んな傷跡。

痣だったり、かさぶただったり、切られた跡だったり……。多数だ。